外壁の色を黒色にしたいとお考えの方は多くいらっしゃるでしょう。
汚れが目立ちにくく、おしゃれな印象のある黒色は人気の高い色です。
しかし、そこにはトラブルが発生する可能性やデメリットも存在します。
そこで今回は、外壁に黒を選ぶメリットとデメリット、トラブルを避けるための対策を紹介します。

□外壁を黒色にするメリットとデメリットとは？

黒色の外壁は、その特徴によるメリットとデメリットが存在します。

＊黒色の外壁のメリットとは

1つ目のメリットは、おしゃれな外観ができあがることです。
黒色は高級感のある色なので、おしゃれで引き締まった印象の外観になります。
また、多くの色と組み合わせやすい色でもあるため、色の組み合わせを楽しむのも良いでしょう。

2つ目のメリットは、汚れが目立ちにくいことです。
軒先から流れた雨水と外壁や空気中の汚れが混ざり合うことで、外壁には汚れが付着します。

しかし、外壁の色が黒いため、汚れが目立ちにくくなります。

＊黒色の外壁のデメリットとは

1つ目のデメリットは、断熱材を取り入れなければ夏は暑いことです。
黒色の外壁は光を吸収するため、夏場は非常に暑くなります。
そのため、室内が暑くならないようにするためには断熱材を取り入れる必要があります。
また、断熱材を取り入れても外壁そのものは暑くなるので、外壁に触れた際に火傷しないように注意することが大切です。

2つ目のデメリットは、紫外線による色あせが目立ちやすいことです。
先ほど紹介したような汚れは目立ちにくいですが、その一方で紫外線による色あせは目立ちやすいという特徴があります。
黒色である分、明るい色に比べて色あせが目立ちやすくなることを把握しておきましょう。

□トラブルを避けるための対策について

外壁を黒色にする際には、以下のようなトラブルが発生する可能性があります。
そのため、それらのトラブルについて対策も含めて理解しておくことが重要です。

1つ目は、劣化が目立ちやすいことです。
紫外線による色あせが目立ちやすいことは解説しましたが、そういった汚れや劣化には塗料の工夫で対応できます。
塗料には多くの種類やグレードが存在するため、家の外壁に合ったものを正しく選ぶことが大切です。

2つ目は、近隣住民とのトラブルです。
近隣の住宅と外壁の色の雰囲気が合っていないと、近隣住民とトラブルになることがあります。
そのため、外壁の色を決める際は事前に地域の家の雰囲気を確認しておきましょう。

□まとめ

外壁を黒色にするメリットとデメリット、トラブルを避けるための対策を紹介しました。
家の外観をおしゃれに仕上げられる黒色は魅力的です。
実際に黒色にする際は、トラブルを避けるための対策をきちんと理解しておきましょう。
何か気になることがある方は、当社までお気軽にお問い合わせください。