外壁の防水処理を行うのはなぜ?防水処理の方法も併せて解説!

雨漏りしない家を目指している方の中には、「屋根だけ厳重に対策しておけば大丈夫だろう」とお考えの方も多いでしょう。
もちろん屋根の防水処理も大切ですが、外壁の防水処理も非常に大切です。
この記事では、外壁の防水処理が必要な理由と防水処理の方法について解説するので、ぜひ参考にしてください。

 

□外壁の防水処理が必要な理由とは?

1つ目は、屋根からだけではなく、外壁からも雨漏りする可能性があるからです。
雨漏りと聞くと、屋根から水が落ちてくるイメージがあると思いますが、実は外壁からの雨漏りも多いです。
そのため、外壁内部に防水シートを入れたり塗装したりと、防水処理をする必要があります。

2つ目は、外壁にひび割れが起きるからです。
外壁は年を重ねることでひび割れが起きることがあり、小さなひび割れでも、そこから雨が浸入して建物の耐久性を低下させてしまいます。
外壁材の中にまで雨が浸入してしまうと、安全に暮らせるとは言い切れない状態になってしまうため、防水処理が必要なのです。

3つ目は、外壁の防水機能は年々落ちてしまうからです。
外壁にはもともと防水対策が施されていますが、その効果は永遠に続かず、年々低下していきます。
そのため、家を建ててから5〜10年ほど経ったタイミングで、外壁に防水塗料を塗ることがおすすめです。
快適な家を維持するためにも、防水処理は欠かせないものです。

 

□外壁の防水処理の方法とは?防水塗装の仕上げ方法について!

防水処理の方法として、一般的なものは防水塗料による塗装です。
ここでは、防水塗装の仕上げ方法を2つ紹介します。

 

*単層弾性仕上げ

これは、下塗りした後に弾性塗料で上塗りを2〜3回して仕上げる方法のことで、一般的な戸建て住宅はこの方法を採用します。
厚塗りをすれば、ひび割れには強くなりますが、複層弾性仕上げと比べると弾力性は劣ります。

 

*複層弾性仕上げ

これは下塗りした後に弾性塗料で2回中塗りして、その上に通常の塗料を2〜3回上塗りします。
塗膜に厚みを持たせられるので、より高い防水性能を発揮できますが、施工に時間がかかってしまうデメリットがあります。

 

□まとめ

外壁は経年劣化でひび割れが起き、そこに雨が浸入することで、建物自体の強度が低下してしまいます。
また、外壁の防水機能は永遠に続かずに、徐々に低下してしまうので、防水処理を行う必要があります。
雨漏りしない家にするためにも、今回紹介した防水塗料による塗装を参考にしていただけると幸いです。

お気軽にお問い合わせください。【営業時間】8:00~19:00(不定休)

PAGE
TOP