年数が経つにつれて、外壁には多くの汚れが蓄積していきます。
汚れを隠すためには、ただ外壁を塗装し直せばいいわけではありません。
外壁の汚れをきれいに落としてくれるのが高圧洗浄です。
そこで今回は、外壁塗装前に高圧洗浄を行う理由や注意点について解説します。
□外壁塗装をする前に高圧洗浄をする理由とは?
高圧洗浄とは、塗装前に外壁や屋根に付着した苔やカビなどの汚れを高圧洗浄機で落とす作業のことです。
塗り直す前の外壁には長年の汚れが蓄積しています。
そのため、高圧洗浄をしないまま新たに外壁塗装をすると、塗料がうまく壁につかず、塗膜が剥がれやすくなります。
外壁塗装のクオリティーを高め、外壁の美しさを保ち続けるために、高圧洗浄は必須の作業なのです。
□高圧洗浄の主な工程と注意点とは?
外壁塗装には主に3つの工程で行われ、行う時には注意点があります。
1.飛散防止シートの設置
高圧洗浄をしている時に汚れや水が飛び散るので、周囲に気を付ける必要があります。
汚水が飛び散るのを防ぐために、水の飛散防止シートを作業する前に設置します。
2.洗浄機と水の準備
洗浄で用いるホースや機器を準備します。
基本的には依頼主の水道の水を利用し、塗装会社が持ち込んだタンクに水を溜めます。
3.洗浄の開始
屋根塗装と同時に外壁塗装をする場合、壁面が汚れないように屋根から洗浄し、その後壁面へ向かって洗浄していくのが一般的です。
最後に、庭や駐車場のコケやカビなどの地面の汚れを洗い流します。
作業後に、1日程度乾燥させて終了です。
多くの場合、高圧洗浄は半日から一日で完了します。
*騒音に注意
高圧洗浄は超強力な水圧で外壁を洗浄するため、大きな騒音を伴います。
この騒音は避けられないものですが、近隣の住人が不快に思ってしまうかもしれません。
したがって、高圧洗浄を行う前に近隣の方へ挨拶をしておきましょう。
*汚れの飛散に注意
前述したように、汚れが飛び散ることに気を付ける必要があります。
飛散防止シートを設置しても飛び散る可能性がないとは言えません。
また、家の内側にも水や汚れが飛び散る恐れがあるので、必ず窓を全て閉め、洗濯物は室内に取り込んでおくようにしましょう。
□まとめ
今回は、高圧洗浄をする理由や注意点について解説しました。
外壁の高圧洗浄は、外壁塗装でより美しい仕上がりにするためには欠かせない作業です。
ただし、高圧洗浄をする際には、騒音や周囲への水の飛散に注意をする必要があります。
美しい外壁を維持するためにも、外壁塗装前には高圧洗浄をしっかり行うことが重要ですね。
外壁塗装をご検討中の方は、当社までお気軽にご相談ください。