外壁を濃い色で塗った場合は、汚れや色褪せが目立つということから失敗する可能性があります。
そのため、濃い色の外壁塗装を成功させるポイントを押さえながら、色の選択や塗料選びに十分注意する必要があります。
今回は、外壁に濃い色を取り入れるデメリットと、濃い色で外壁塗装を成功させるポイントについてご紹介します。
□外壁に濃い色を取り入れるデメリットとは?
外壁に濃い色を取り入れる際には、以下のようなデメリットがあることに注意が必要です。
1.色褪せしやすい
濃い色は太陽光線を吸収しやすいため、色褪せが目立ちやすい傾向があります。
特に、暑い地域や日照時間の長い地域では、より早く色が褪せてしまう可能性が高いです。
2.汚れが目立つ
濃い色は、砂や煤煙、土埃、黄砂などの汚れが目立ちやすいこともデメリットの一つです。
特に、環境の汚染物質が多い地域や道路沿いに建物がある場合は注意するようにしましょう。
3.劣化が目立ちやすい
濃い色を採用した場合は、小さな傷やひび割れ、剥がれなどの劣化が目立ちやすいという特徴があります。
そのため、建物の美観が損なわれるだけでなく、時間とともに劣化が進行しやすくなる恐れもあります。
□濃い色で外壁塗装を成功させるポイントとは?
1.原色よりワントーン薄い色を選ぶ
原色のまま塗装すると、悪目立ちしてしまうことがあります。
またイメージと違うこともよくあるので、選択する色は周囲の建物や環境との調和も考慮する必要があります。
そのため、原色よりもワントーン薄い色を選ぶことをおすすめします。
2.サッシをホワイト系で塗装する
外壁とサッシの色で、建物全体の雰囲気が変わります。
濃い色で塗装する場合は、サッシをホワイト系にすることで外壁の色とメリハリが生まれ、建物全体が引き締まります。
3.艶消しタイプの塗料を選ぶ
塗料には、艶ありと艶なしの種類があります。
艶ありの場合はツヤツヤした外壁になり、派手な印象を与えることがあります。
そのため、濃い色と派手な印象を与える艶ありの相性は良くありません。
濃い色には、艶なしタイプの塗料を選ぶことをおすすめします。
4.耐候性に強い塗料を選ぶ
濃い色は汚れが目立ちやすいという欠点があります。
そこで、耐久性に強い塗料を選択することで欠点をカバーできるでしょう。
□まとめ
外壁に濃い色を採用する場合は、まずデメリットを知っておくことが大切です。
そして、濃い色の外壁塗装を成功させるためにはデメリットをカバーして、色の取り入れ方や塗料選びなどに注意しましょう。
当社は、お客様にあった外壁塗装に対応いたしますのでお気軽にご相談ください。