外壁はお家の印象を決める重要なポイントです。
しかし、外壁は雨の日も強い風が吹いても隠せるものではなくずっと外気にさらされています。
そのため、汚れがついてしまうことは致し方ありません。
今回はそんな外壁を少しでもきれいに保つための掃除方法、業者に頼むかどうかの判断基準をご紹介します。
ぜひ、ご自宅の外壁の汚れに応じてご活用ください。
□外壁を自分で掃除してみよう
外壁掃除は場所によっては、ご自分で挑戦していただくことも可能です。
・外壁用洗浄剤
・カビ取り剤
・高所用ブラシ
・ホース
このようにホームセンターやスーパーマーケットなどでも気軽に買える洗浄グッズを用いて、掃除してみましょう。
ホースや高所用ブラシを使うことで手が届かない家の高い部分の汚れを落とせます。
どうしても汚れが落ちない場合は歯ブラシやスポンジを使用し細かく掃除することで隅々まできれいになります。
ただし、ブラシやスポンジを使う際には柔らかい素材のものを選びましょう。
表面の塗膜を傷つけてしまうと汚れが広がってしまったり、劣化が進んでしまう恐れがあります。
家庭用高圧洗浄機もおすすめですが、音が大きいものや水が飛び散りやすいものもありますので、近隣の方に配慮したうえで使用してみてください。
水圧が強い分汚れはきれいに落とせますが、同時に先ほどお伝えした塗膜も傷つけてしまう恐れがありますので、併せて注意が必要です。
□汚れ落としは業者に頼むのもOK!
外壁の広範囲のサビや、どうしても自分では手が届かない場所の汚れは業者に依頼することも選択肢の一つです。
業者が行う洗浄方法は主に、「高圧洗浄」と「バイオ洗浄」の二つです。
金額的にはバイオ洗浄のほうが少し値段が張りますが、高圧洗浄よりも洗浄力が高く、もっと頑固なカビやコケを汚れの元から落とせます。
また、高いところの作業を依頼する場合は足場を組む必要があるので、その点も注意が必要です。
もし家を建ててから10年以上が経過し、清掃をお考えの場合は、思い切って外壁塗装もセットで行うことがおすすめです。
足場を組むのが一度で済むため、その分の足場代を浮かせることができ、結果として安く済むこともあります。
□まとめ
どれだけ気を付けていても外壁に汚れはつきものです。
建物環境によってつきやすい汚れが変わってくるかと思いますので、清掃方法を確認しておくことで、最低限の汚れで押さえられるかもしれません。
そうすれば掃除の頻度や手間も少なくなり、お客様の負担を減らすことにもつながります。