外壁塗装では、塗らない部分をしっかり守る養生と、金属部の下地づくりが重要です。
とくに金属の庇や板金まわりは雨や日差しの影響を受けやすく、サビや剥がれを防ぐために丁寧な下処理と下塗りが欠かせません。今回は「養生」→「下塗り(サビ止め)」まで進めました。
▼養生(窓・玄関・配管まわり)
まずは窓や玄関ドア、配管など塗らない部分をビニールとテープで保護しました。
サッシまわりは凹凸が多く、わずかなすき間からも塗料が回り込みやすいので、端部の押さえと密着を確認しながら進めています。玄関は日常の出入りに支障が出ないよう、開閉できる形で養生しています。塗り際のラインがまっすぐ出ると、仕上がりの見た目もきれいになります。
▼金属部の下地処理(ケレン)
※今回はケレン作業の写真はありません。現場では旧塗膜やサビの除去、目荒らしを行い、塗装の密着が得られる状態に整えています。
庇や板金などの金属部は、表面を整えてから塗装することで、後の塗膜が密着しやすくなり、早期の剥がれを防ぎます。とくに壁との取り合い部や庇の天端は雨水の影響が大きいので、時間をかけて確認しながら進めました。
▼下塗り(サビ止め)
下地処理のあと、サビ止め効果のある下塗り材を塗布しました。
この工程によって上塗りの密着が高まり、塗膜の耐久性が向上します。白系の下塗りで一度面を整えることで、後の上塗りの発色も安定します。
小さな作業に見えますが、養生と下地づくりは仕上がりと長持ちに直結します。
ライフスマイルでは、目に見えにくい工程も丁寧に重ね、「10年後に違いがわかる塗装工事」を心がけています。小野市周辺で外壁塗装・鉄部塗装をご検討の方は、ぜひご相談ください。