神戸市北区|付帯部の下地処理(ケレン作業)株式会社ライフスマイル
外壁塗装工事というと、「壁を塗るのがメイン」と思われがちですが、実はそうではありません。
仕上がりの美しさや耐久性を決めるのは、塗る前の下地処理です。
どんなに高品質な塗料を使っても、この下準備を疎かにしてしまうと、数年で剥がれや浮きが出てしまうこともあります。
今回の神戸市灘区の現場では、屋根板金や庇、雨樋まわり、雨戸といった「付帯部」に焦点を当て、塗料をしっかり密着させるためのケレン作業を行いました。
釘頭の打ち込み
まずは屋根板金から。
長年の風雨で釘が浮いてしまうことがあるため、ハンマーでしっかりと打ち直して固定します。
この作業をしておかないと、後々の隙間から雨水が侵入し、サビや雨漏りの原因になることも。
小さな一手間ですが、建物を守る大切な工程です。
✨ ケレン作業とは?
ケレン作業とは、鉄部や板金部の表面を紙やすりや研磨パッドで擦り、
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古い塗膜やサビを落とす
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表面に細かな傷をつけ、塗料の密着力を高める
といった目的で行う下地処理のこと。
新品の部材であっても、表面に油分や汚れが残っていれば塗料はしっかり定着しません。
そのため、ケレンは新旧を問わず欠かせない作業なのです。
今回ケレンを行った箇所
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屋根板金
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庇(ひさし)
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雨戸・戸袋
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雨樋まわりの金具
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破風板まわり
普段はあまり目立たない部分ですが、これらは雨や紫外線に常にさらされているため、実は劣化が早い場所でもあります。
だからこそ、入念に下地処理を行い、次の塗装工程に備えます。
✅ 下地処理の重要性
塗装工事は「塗る工程」ばかりに目が行きがちですが、塗る前の準備こそが寿命を左右する要です。
ケレンをしっかり行うことで、塗料の持ちが格段に向上し、10年先も安心できる仕上がりになります。
逆に、この工程を怠ると数年で再塗装が必要になるケースも少なくありません。
まとめ
今回の神戸市灘区の現場でも、職人が一つひとつの付帯部を丁寧にケレンし、塗料が長持ちする下地を整えました。
ライフスマイルでは「10年後に違いがわかる塗装工事」をモットーに、見えない部分の手間も惜しまず取り組んでいます。