施工事例

神戸市現場|外壁シーラー下塗りからジョリパット下シゴキへ 株式会社ライフスマイル

 

前回のブログでは、外壁の パテ補修 の様子をご紹介しました。

今回はその続きとして、いよいよ外壁を「仕上げに向けて整える」大切な工程── シーラー下塗りジョリパット下シゴキ の作業をご紹介します。


1️⃣ シーラー下塗り

パテで補修した外壁に、まずは シーラー をローラーでしっかり塗り込んでいきます。

このシーラーは、外壁と上に塗る仕上げ材を密着させる「接着剤」のような役割を持っています。

シーラーを塗らずに仕上げに進んでしまうと…

  • 材料の吸い込みムラが出て色がまだらになる

  • 仕上げ材がきちんと密着せず、早期の剥がれや浮きにつながる

といった不具合を招く可能性があります。

見た目には地味な工程ですが、建物を長持ちさせるためには欠かせない重要な下準備なんです。


2️⃣ ジョリパット下シゴキ

次に行うのが ジョリパット下シゴキ

コテを使って下地材を薄く塗り広げ、外壁表面の凹凸や補修跡を滑らかに均していきます。

このときのポイントは、材料に含まれる骨材(活性炭などの粒子)をコテ圧でしっかり潰すようにすること。

こうすることで表面がより平滑になり、後に施工するジョリパット仕上げが美しく整います。

職人の手の動き一つで仕上がりが大きく変わる作業であり、経験と丁寧さが問われる工程でもあります。


3️⃣ 下地完成

シーラー下塗りと下シゴキを終えると、外壁はご覧の通り、凹凸のない滑らかな状態になりました。

まだ色や模様はついていませんが、この「下地づくり」が完成しているからこそ、次の仕上げ作業である ジョリパットの模様付け が映え、耐久性もぐっと高まります。

実際、塗装工事の仕上がりを左右するのは“見えない部分の積み重ね”。

こうした下地処理をいかに丁寧に行うかで、10年後・15年後の建物の状態が大きく変わってくるんです。


まとめ

外壁塗装は「色を塗る」イメージが強いですが、実際は その前の下地づくりが一番重要

シーラー下塗りでしっかり密着性を高め、ジョリパット下シゴキで滑らかに整えたからこそ、この後の仕上げ模様が美しく、しかも長持ちするのです。

次回は、ここまで整えた下地にいよいよジョリパットの仕上げ模様を施していく様子をご紹介します。ぜひお楽しみにしてください。