外壁の水切りって何のため?

水切りはどうして必要なのだろう。
修理やメンテナンスの方法がわからない。
こんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は水切りの役割とメンテナンス方法をご紹介します。
定期的なメンテナンスは住宅の劣化を防ぐことにつながりますので、ぜひお役立てください。

□外壁の中でも超重要な水切りの役割

そもそも外壁の水切りとは何でしょうか。
水切りは基盤の上や窓サッシの下にある金属製の仕切り板のことを指します。
役割は、外壁や基礎に雨が当たらないようにすることです。
もし水切りがないと雨がダイレクトにあたり劣化や雨漏りが起こりやすくなります。
また、外壁と基礎の間にはどうしても隙間が生じるためそこを水切りで防いでおかないと、内部に水がしみこみそこから白アリが発生する原因にもなり得ます。

窓の下に設置する水切りは雨から家を守るというよりは、結露水から建物を守っています。
お風呂やキッチンといった水回りではどうしても結露が発生します。
水切りがあればその結露水が外壁内部に侵入することはありません。
しかし、もしそのメンテナンスを怠っていると、冬場に入り込んだ水が凍り、あたたかくなったら融けるが繰り返され凍害が起こってしまいます。
これは寒い地域に限ったことではありませんので、誰もが注意しなければならない問題です。

□水切りのメンテナンス方法

水切りの重要性について、理解していただけたでしょうか。
では、その水切りはどうやってメンテナンスすればよいのでしょうか。

水切りのメンテナンスを行う際には、まず素材を確認する必要があります。
水切りの素材は主に、鉄やスチール、アルミ、ステンレスから作られています。
鉄やスチールの場合はサビの心配があるため、サビを防ぐ塗装を施さなければなりません。
アルミ・ステンレスはサビの心配はありませんが、傷がついていないか、劣化していないかといったチェックは必要です。

水切りの素材がわからないとき、見極め方としておすすめは、磁石を用いることです。
鉄やスチールであれば磁石がくっつき、逆にくっつかなければアルミやステンレスです。
磁石は百円ショップでも気軽に購入できるので、ぜひ試してみてください。

□まとめ

水切りは外壁の中では細かなパーツですが、建物を守る重要なものです。
定期的にメンテナンスを行えば塗装だけで済みますが、時間を置きすぎてしまうと交換作業が必要となり、工事費用がかさむ可能性があります。
小さい部分だからと手を抜かず、お家の水切りをチェックしてみましょう。

お気軽にお問い合わせください。【営業時間】8:00~19:00(不定休)

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