急に雨漏りし始めると、原因が分からず戸惑ってしまいますよね。
そこで今回の記事では、原因のわからない雨漏りについて解説します。
雨漏りのメカニズムについても解説するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
□雨漏りの原因がわからない場合に特定するコツをご紹介!
*壁の雨漏りについて
雨漏りといえば天井だけで発生すると思われがちですが、実は壁も雨漏りします。
壁紙に染みが付いていたり、剥がれ始めていたりする部分はないか確認してみましょう。
壁に水滴が付いている場合は、雨漏りしている可能性が高いです。
また、壁やクロスに黒っぽいカビが発生している場合も注意しましょう。
壁が雨漏りする原因の1つは、外壁材や防水シートのひび割れです。
これらがひび割れてしまっていると、雨が降った際に水が壁に染み込んでしまいます。
目視でもチェックできるので、外から壁を確認してみてくださいね。
原因の2つ目は、防湿シートの破損です。
壁に水滴が付いていたり、黒カビが発生していたりする場合は、室内側にある防湿シートが破損している可能性があります。
*天井の雨漏りについて
天井から雨漏りしている場合は、雨ジミや雨垂れ、黒カビが症状として見られます。
これらの症状がある場合は、以下の4つが原因として考えられます。
・瓦やスレートなどの屋根材が劣化して、破損している
・防水コートのような塗装が剥がれてしまい、排水設備や防水機能の効果が薄れている
・天井板よりも上にヒビが入っており、屋根と外壁の間に雨水が入ってしまっている
・紫外線や雨風の影響でシーリングや防水シートが劣化して、雨水が侵入している
□雨漏りが発生するメカニズムとは?
雨漏りは、雨水が住宅の屋根や壁などから侵入することによって発生します。
その発生元を探ることは、実はプロでも簡単なことではありません。
これまでは雨漏りは主に天井から発生すると考えられてきました。
しかし、技術の進歩により、天井からよりも壁や窓のサッシから雨漏りが発生するケースも出てきています。
また、壁の中にある給排水管から雨漏りが発生することもあります。
そのため、どこから水が侵入しているのか特定しにくいのです。
□まとめ
今回の記事では、雨漏りの原因がわからない場合に特定するコツとメカニズムについてご紹介しました。
雨漏りしているのを放っておくと、損傷している部分が腐食してしまう可能性があります。
そのため、できるだけ早く修復作業を行うことが大切です。
雨漏りでお困りの方は、お気軽に当社までご連絡ください。