外壁の劣化症状は、紫外線、水、熱の3つに分けられます。
その中でも、紫外線による劣化は外壁の見た目に影響するため、紫外線に強い外壁はとても重要です。
そこで今回は、紫外線に強い塗料とは何か、外壁に起こる劣化症状を加えてご紹介いたします。
□紫外線によっておこる外壁の劣化とは
紫外線が原因でおこる劣化は、4つあります。
1つ目はチョーキング現象が起こることです。
壁を手で触ると白い粉がつく場合はチョーキング現象が起こっています。
チョーキング現象は外壁が劣化している証拠です。
2つ目は色あせてしまうことです。
紫外線を長期間あびることで、外壁の顔料が分離していきます。
それにより、徐々に色があせてしまいます。
チョーキング現象と同時に色あせが起こりやすいです。
3つ目はひび割れてしまうことです。
壁に少しでもひび割れがあると、そこから雨水が浸入します。
家の内部に雨水が浸入すると、カビやダニが発生する原因となります。
内部が腐食すると、大がかりな工事が必要になります。
4つ目は外壁が剥がれてしまうことです。
塗装が剥がれると、下地がむき出しになります。
そうなると、家の見栄えが悪くなります。
また、外壁材が腐食や、雨漏りが発生しやすいです。
□紫外線に強い塗料とは
紫外線に強い塗料として上がられるのが、光安定剤塗料とフッ化フッ素です。
高安定剤塗料は、塗料の原料である顔料を高緻密無機シールド層と呼ばれるものと高緻密勇気シールド層とよばれるものの2層で包むことで紫外線による劣化を抑える働きがあります。
ここで無機質と有機質の例をあげると、無機質は陶器のように屋外に置いていても劣化しないもので、有機質はペットボトルのように屋外に置いているとボロボロになるものです。
フッ化フッ素は、高安定剤塗料と異なり、紫外線の影響で生じる劣化因子を発生させないようにする塗料です。
フッ素樹脂が顔料を守ることで、劣化因子を発生させない仕組みとなっています。
紫外線による影響を抑制したり、結合力を強くしたりすることでメンテナンスの頻度を減らすことが可能です。
メンテナンスの頻度が減れば、それにかかる費用が大幅に抑えられます。
塗料選びでは、紫外線対策ができる塗料を選ぶのがおすすめです。
□まとめ
今回は紫外線に強い塗料と外壁におこる劣化症状をご紹介いたしました。
当社は外壁塗装の豊富な実績を持っております。
紫外線に強い外壁をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。