外壁塗料を見てみたら期待耐用年数と記載があったが、これはどういう意味だろう。
この期間はメンテナンス不要ということなのだろうか。
そんなご経験、お悩みのある方はいらっしゃいませんか。
今回は期待耐用年数とは何なのか、外壁のメンテナンス方法をご紹介します。
ぜひ、お家の外観をいつまでもきれいに保てるようにお役立てください。
□期待耐用年数とは?
まず、期待耐用年数とは、塗料の塗り替え時期の目安を指します。
そのため耐久性が保証される年数ではありません。
その間メンテナンスが不要ということでもないのです。
外壁は外気にさらされているため、どうしても経年劣化が起こります。
建物を水の被害から守るために塗装することが多いですが、何年か経つと劣化によってその効果は切れてしまいます。
どのくらいの期間この塗料は効果を発揮するのか、それを教えてくれるのが期待耐用年数なのです。
色はきれいに見えていても劣化によって機能が失われているということも少なくないので、いつ頃が塗り替えのタイミングなのか、期待耐用年数は把握しておきましょう。
□丁寧なメンテナンスで長持ちさせよう!
外壁塗料の劣化は日々のメンテナンスで食い止められます。
その方法について、今回は二つご紹介します。
1,日々の掃除
お家にお庭や植木がある方は定期的に手入れをしましょう。
そのままにしてしまうと湿気がこもり、カビやコケの原因になってしまいます。
家の裏側に、たくさんの物を放置してしまっている方はいらっしゃいませんか。
物を置いたままにしてしまうと風通しが悪くなり、外壁にもダメージが蓄積してしまいます。
2,劣化がひどくなる前に早めに塗装
先述した通り、劣化を完璧に抑えることは不可能です。
しかし、劣化の初期段階でメンテナンスを行うことで致命的な傷は防げます。
どれだけ高品質な塗料で塗装をしても何年か経つと下地である建材からはがれてしまうこともあります。
塗装の劣化に見て見ぬふりをしていたことで大きなヒビが生じていたり、見えないところでサビが進んでいる可能性もあります。
そうなると最悪の場合、外壁自体を取り壊さなければいけなくなるかもしれません。
そんな最悪の事態を防ぐためにも塗装時期を見逃さず、早めに塗装しましょう。
□まとめ
耐用年数は塗料がお家を守ってくれる大切な期間です。
ひび割れや剥がれ、膨れや色あせなど初期劣化を見逃さず丁寧にメンテナンスを行うことでお家を安全に保つことができます。
ご家族が安心して暮らせるように、期待耐用年について頭の片隅においておくことをおすすめいたします。