毎年のように上陸する台風。
大型の台風が来た時に、屋根被害が出ないかどうか心配な方は多いのではないでしょうか。
台風による被害が出たら、どのような行動をすべきなのか事前に把握しておくことが大切です。
そこで今回は、台風の屋根被害で出た修理について、よくある失敗例を合わせてご紹介いたします。
□台風被害が出たらすべきことについて
台風被害が出たらすぐにすべきことは5つあります。
1つ目は緊急性がある場合は、消防へ連絡できるようにすることです。
屋根から瓦が落ちている、ガラスが割れている、屋根の上にあるアンテナが飛んでしまった、このような場合は、早めに消防へ連絡しましょう。
被害状況を確認する際は、決して無理をしないことが大切です。
特に、ご自身が屋根に登って被害状況を確認するのは非常に危険です。
2つ目は雨漏りするところがないか確認することです。
万が一雨漏りしている場所を見つけたら、まず家のどの部分から雨漏りしているのか探しましょう。
雨漏りの原因は天井からだけではなく、強風によって横向きに入ってくる雨水が原因かもしれません。
3つ目は早めに修理を依頼することです。
屋根の被害が出た場合は、なるべく早く修理の依頼をするのがおすすめです。
地域によっては被害が集中し、修理の依頼がとりにくくなります。
4つ目は火災保険の内容を確認することです。
台風被害で壊れた屋根は、火災保険が適用できる可能性があります。
ご自身の保険証券を一度ご確認ください。
5つ目は状態によっては、応急処置をすることです。
室内で雨漏りしている場合は、床にバケツを置き、周囲にシートやビニール袋を敷きましょう。
窓サッシから水が染み込んでいる場合は、周りにビニールを敷き、布で水分を吸うように配置すると良いでしょう。
□屋根の修理でよくある失敗例について
台風被害で屋根の修理をする場合、保険が適用できる可能性があります。
しかし、屋根の状態によっては保険がおりません。
まず、経年劣化が原因だと判断された場合です。
台風が来る前から屋根が劣化していた場合は、保険がおりません。
現在の屋根の状況で、保険がおりるかおりないかわからない場合は、事前に保険会社に確認してみましょう。
次に、台風被害を受けてから3年以上経過している場合は保険の請求権が失効してしまいます。
被害を受けてから、早めに請求しましょう。
最後に、家財の風災補償をなくし、保険料を安くしていた場合です。
屋根の修理には保険がおりますが、家具への保険はおりません。
万が一大きな自然災害が起きた時のために、補償を外す時は十分に検討しましょう。
□まとめ
今回は台風で屋根に被害やよくある失敗例をご紹介いたしました。
当社は塗装工事のプロによって、お客様のお家を劣化から守ります。
外壁塗装や屋根塗装をお考えの際は、是非お気軽にご相談ください。